今回の転職体験談は、私がBig4コンサルでマネージャーになってから受けたもので、はい、SMBCこと三井住友銀行です。

SMBCのシステムセキュリティ統括部となります。

コンサルでマネージャー昇格後は、基本的に事業会社中心に転職活動を実施しております。

ざっと、私の簡単な自己紹介をしておくと、

職歴：公務員→セキュリティコンサル(コンサル→マネージャー)

年齢：30代前半

年収：約1000万円

公務員からコンサルに転職してからは、想像していたとおり激務・プレッシャーに押しつぶされ続けている皆川です。

転職してから半年後ぐらいからすでに転職サイトを見始めました。

転職サイト見ると現実逃避できるんですねー（遠い目）

富士フイルム等の民間企業を受けたり、コンサル間転職を試みたりいろいろ転職活動をしていますが、結局未だにコンサルで消耗しています。

気付いたら、コンサルライフも5年ぐらいたっていました（笑）

＜転職活動理由＞

何年たってもコンサルライフに慣れずに、日々限界を感じています。

日々の業務での消耗も激しいですが、キャリアパスが描けないのが辛いです。

コンサルとしてやっていくには、パートナーになる必要があります。

パートナーになれない場合は、どこかで躓き転職せざる得ない状況になってしまうんですね。

まあ、最近はパートナーにならずとも定年まで働く環境もできてきましたが。

私は、現状パートナーになれるキャリアを描けていないです。なんならシニアマネージャーのなる姿も想像ができていません。

そんなんで、数年後の自分の姿を描けず辛いのです。

そのため、大企業に転職して定年まで居続けることを望んでいるのです。

＜転職活動開始＞

当時は、マネージャーになったばっかで慣れない業務に悪戦苦闘していました。

小さいPJTにしかアサインされず、私とディレクターの2人でのPJTを複数掛け持ちしていました。

そのため、契約管理、予算管理、先方との打ち合わせ、実作業、議事録作成、アウトプットの作成等全て一人でやっていました。ディレクターは単なる置物です。

基本残業をしない主義の皆川も、このころはそんな我儘もいってられなくてどんどん追い詰められていました。

土日も当たり前のように10時間ぐらい働いていました。

これが1ヶ月以上続くと、気持ちが折れ始めてしまうんですね。

人によってはテンションがハイになって、ガンガン働くらしいですが、皆川はどんどん気持ちが落ちていくタイプです。

そんなことから、心の支えとして転職サイトを見るようになるのです。

そう、仕事が辛くなると転職活動を始めるのです。

だいたい、これが年に数回発生します。

＜転職の希望条件＞

当時は次のような条件で探していました。

-年収：1000万以上

-職場環境：コンサルより緩い緩い緩い

当ページの転職体験談は当HP管理人の皆川の実体験を記載したものです。

私の経歴等の詳細は次のリンクをご参照ください。

辛いコンサルライフを耐えている折見つけたのがSMBCです。

キャリエージェントはいろいろ登録しているのですが、今回はパソナからのご紹介です。

パソナは結構興味ある求人を送ってくれる確率が高くて気に入っています。

SMBCへの志望度が特別あったわけではないのですが、有名企業であること、年収高そうなイメージであることからいつも通り深く考えずに応募ボタンを押してみました。

応募後、キャリエージェントと面談を実施し正式応募です。

正式応募後約1週間後に書類選考を通過した旨・一次面接の日程調整依頼メールを貰いました。

「キターーーーーー！！」って感じですね。

ただ、ポジション名にグローバル・システムって書いてある？

そんなんに応募したっけ？

正直、SMBCの名前を見て適当に応募したのでポジションちゃんと見てなかったのですね（笑）

コンサルになってからちょくちょく大企業に応募していますが、通過率は結構高いです。

やっぱコンサルって強いなって思います。

兎にも角にも書類審査通過嬉しいですね、

周りの同僚で、思ったほど大手大企業に転職している人って少ないので、正直無理かなーって思っていたので。

私の周りは、サイバーエージェント、DeNA、Line、メルペイらへんに転職する人は多いのですが、日系の伝統的な大企業へ転職する人はかなり少数派なんですよね。

単に好みの問題なのか、やはり転職難易度高いのかは不明です。

なし

Webテストないみたいですね。

日系大手ってWebテスト好きそうなイメージなので意外です。

一次面接は書類審査通過後2日後でした。はやっ！

準備する暇ないー

書類審査を通過して選考が始まったため、いつもの辛い仕事ですが、なんだか心に余裕が生まれます。

仕事は辛いですが、SMBCに転職するんだ！って気持ちが出てくるとなんとか頑張れます。

はい、そして一次面接当日です。

場所は三井住友銀行本店ビルです。

すげービルだなって、ここで働けたらカッコいいかも？なんて思いながら来客用の会議室に案内されて面接スタートです。

・面接概要

-面接方法：対面

-面接官：人事担当者(30代後半？）1名

-面接の流れ：一般的なQA

お相手は人事部の方1名で、年齢は30代後半ぐらいで爽やかなイケメン。

そんで私服！

銀行だからお堅い方が出てくるかと思ったいたので意外でした。

ただ、挨拶一番に、なぜ私服なのかってことについて言い訳してきたので、

わざわざ言い訳しちゃうんだって思い、やっぱ銀行だなって思いました。（笑）

・面接内容

面接は一般的なQAに終始しました。

特に、度肝を抜かれたのが

「自分を色に例えると？」です。

は？？？？色？？？って感じです。

(´・ω・`)知らんがな

答えに困って

「グレーです。純粋で真面目ですが、少し擦れております（笑）」

ってわけのわかんない回答をしてしまいました。

あとは、学生時代に頑張ったことなどを聞かれました。

いや、記憶ねーしって感じでした、、、、

・面接後の手ごたえ

中途採用面接というより新卒の面接みたいな感じでした。

面接が終わった感想ですが、良くわからなかったという感じでした。

ふつーに喋りつつ、途中新卒みたいな質問をされて回答に困ったり等など

・結果

3日後、エージェント経由で二次選考の案内がきました。

ｷﾀ――(ﾟ∀ﾟ)――!!

調整の結果、3日後に決まりました。

早！！！

銀行のことだから選考も時間かかるのかなーと思っていたのですが、スピーディーで驚きです。

一次面接終了後、丁度1週間後に2次面接です。

前回は、本社の会議室だったのですが、

今回は、実際働くことが想定されているオフィスです。

あれ、、、本社じゃない、、、、、（笑）

つうか大手町でもないし。

そんなことを考えながら二次面接に伺いました。

・面接概要

-面接方法：対面

-面接官：チームリーダー、次長各1名

-面接の流れ：一般的なQA→逆質問

・面接内容

前回の面接とは違い、ガッツリ業務内容に関するQAに終始しました。

面接内容は、QAというより雑談形式で、実際の業務内容や組織構成を教えてもらいながら、私の経験を回答するといった感じで進みました。

面接官：セキュリティ系の規定類の管理をお願いしたいと思ってるけど、経験ある？

皆川：はい、情報セキュリティ規定だったり、コンフィグ等詳細なガイドラインの策定支援を実施しています。

面接官：最近、海外のガバナンス強化を実施しているため、海外拠点の規定類の整備も必要だけど英語大丈夫？

皆川：英語は正直苦手です。ただ、業務では必要に迫られて読み・書き・会話をしております。会話は対面ならなんとかいけますが、ビデオ会議だとツールの補助がないと辛いです泣

面接官：英語はできないと困るけど、周りのフォローもあるし気持ちがあればなんとかなるよ。海外出張も年に数回想定しているけど大丈夫？

皆川：OKっす。

こんな感じで進み、セキュリティ系の経験と英語の経験を確認されました。

実は、実際の業務内容はちゃんと調べていなかったため、二次面接で初めて知りました。

セキュリティ系に関しては技術的な知識はそこまで求められず、あくまでもガバナンス寄りの知識で問題ないとのことで、なんとかなりそうだなと思いました。

一方で英語ですねー（笑）

ポジションにグローバルってついてたから想像はしていたけど、やっぱ英語必須なのね。

これで、採用されたらワークできなさそう、、、、泣

・逆質問

面接官(リーダー)：皆川さんから質問ある？

皆川：はい、キャリアパスについて教えてください。

面接官(リーダー)：基本的にはこの部署で活躍してもらって、特性に応じて、リスク系や業務サイドの関連部署への異動も可能だし、希望するなら海外駐在もできるよ。

まあ、10年ぐらい働いてもらったらSMBCを踏み台にして転職してもらってもいいけど(笑)

皆川：ありがとうございます。（10年したら転職してもよいだと？？？？、これプロモーションの可能性はゼロってこと？絶対失言だよな？？？？）

面接官(次長)：あ、いや、もちろん長く働いてもらいたくて、出向年次までいてもらうことを望んでるよ汗汗汗

皆川：銀行なので出向あるんですね！（あ、部長がフォロー入ってきた(笑)）

二次面接終わりましたー

30分で終わりです。

・面接後の所感

英語が必須なのが引っかかる一方で、これもしかしてグローバルで働けるチャンスじゃね？と思いわくわくです。

ただ、10年程度で転職しても良いって言ってたから、中途採用者を昇格させる組織体制にはまだなってないんだなーと。

折角、大手企業に転職するなら定年まで勤めあげたいんだけど、、、

しかも銀行特有の出向制度が中途採用者にも適用されるとは、、、どのみち50歳ぐらいで去ることになるのか、、、

業務内容的にワクワクする一方で企業の雰囲気が皆川に合わない気が、、、、、

・選考結果

そんなん思いながら日々消耗していたら、数日後に三次面接の案内が来ました。

ｷﾀ――(ﾟ∀ﾟ)――!!

二次面接通過後、丁度一週間後に三次面接となりました。

書類審査通過から三次面接までで約1ヶ月たってます。

よいスピード感ですね。

・面接概要

-面接方法：Web

-面接官：部長クラス2名

-面接の流れ：逆質問

三次面接で初めてWeb面接となりました。

部長クラス二人ということなのですが、優しそうな方でした。

通常、面接官ごとに各自のPCから会議に入るのが普通ですが、今回は一人のPCに頑張ってお二人で参加してました。

すげー窮屈そうで、おじさん二人が肩寄せてました（笑）

・面接内容

面接官：まずは、自己紹介からお願いします。

皆川：はい、初めまして、皆川です。本日はお時間いただきありがとうございます。

自己紹介をさせていただきます。ｘｘｘｘｘｘｘｘｘｘｘ

面接官：ありがとうございます。経歴や志望動機についてはこれまでの面接で伺ってきたから、今日は皆川さんの質問に答える場にしたいと思います。

これまでの面接を通じて聞きたいこととかある？

おっと、今回はAll逆質問のパターンです。

聞くことないなー・・・・・・・

皆川：海外のガバナンスの管理をすると聞いております。現状海外拠点については本邦でどの程度管理されているのでしょうか。

なんてことを聞きつつなんとか乗り切りました。

面接官：皆川さんはまだお若いのでチームのなかで最年少になる可能性があります。

幣部は40代以上がメインとなるけど大丈夫？

皆川：はい、公務員時代は平均年齢が高かったのでイメージが付きます。

経験豊富な先輩からご指導いただきながらお役に立てたらと思います。

話によると、本部は役職者？しかいないため20代男性はいないそうです。

こんな感じで30分程度で終わってしまいました。

・面接を終えての所感

今回も可もなく不可もなくって感じで雑談して終わったので手ごたえゼロです。

・選考結果

そして、そこから2週間経っても結果がこず、、、、、

いつもなら面接後数日以内で結果がくるのですが明らかに遅いなと

そこでエージェントに結果について問い合わせてみました。

エージェント：本ポジションですが、実は一旦クローズしたみたいです。

ただ、再度オープンする予定とのことなのでもうしばらくお待ちいただけないでしょうか。

むむ？？ポジションクローズしたのか・・・

えーーーーどういうこと？

まじでーーーー？

三回も面接して途中で打ち切りってある？？？

すごいモンモンとしましたが、取り敢えずポジションが再オープンするまで待ってくれということでさらに1週間待ったところエージェントから連絡がきました。

最終面接の案内です。

ｷﾀ――(ﾟ∀ﾟ)――!!

一時はどうなることかと思いましたが、なんとか次につながりました。

・面接概要

-面接方法：対面

-面接官：人事部長、人事担当各2名

-面接の流れ：一般的なQA

最終面接は三井住友銀行本店で人事部長＋人事担当との面接です。

最終面接は対面なんですねー

そして、中途採用面接に人事部長が出てくるんですね。

面接は調整の結果1週間後にセットされました。

・面接内容

面接官：初めまして皆川さん

皆川：初めまして、皆川Rです。本日はお時間割いていただきありがとうございます。

面接官：すでに何度も自己紹介をされていると思いますが、改めて自己紹介からお願いします。

皆川：はい、大学を卒業後・・・・・・・

ここからは一般的なQAに終始しておりましたが、

気になったのが面接官が物凄い勢いでメモを取っていました。

なんとなくですが、これまでの面接でのQAと矛盾していないかを確認している気がしました。

なんか銀行っぽいなーって思いますね。

特徴的なQAとしては、

面接官：

・小学校で頑張ったことは？

・中学校で頑張ったことは？

・高校で頑張ったことは？

・大学で頑張ったことは？

と、なぜか過去に頑張ったことを小学校から順に聞かれました。

山で育った皆川に小学校で頑張ったことなんてあるわけもなく、

皆川：小学校時代は遊びに全力を尽くしており、全力でかくれんぼ・鬼ごっこ・釣りなんかをして過ごしてました。

なんて、相手の求めていることは違うような回答を連発しました。

その辺のことを適当に話しながら30分で面接終了です。

・面接を終えての所感

なんとか話し切りましたが、手ごたえは微妙でした。

この面接で感じたのは、SMBCって常に頑張って競争していかないといけない会社なのかなと感じました。

全然緩そうな会社じゃないです。

やっぱ体育会系のブラックなのかな？

・選考結果

最終面接から約1週間後、エージェントから合否が来ました！！！

内定の連絡です。

ｷﾀ――(ﾟ∀ﾟ)――!!

ｷﾀ――(ﾟ∀ﾟ)――!!

ちなみに、この規模の会社からの内定は人生初です。

採用条件は、人事部の方から直接電話で通知を受けるとのことでした。

なんで？

書面に残すの嫌なの？？

そんなことを思いながら、数日後三井住友銀行の人事部担当者との電話です。

人事：それでは採用条件をお知らせします。

皆川：はい、お願いします。

人事：職階がxxxx、グレード？がxxxx。基本給が50万、別途残業代、その他補助、ボーナスは初年度は240万円です。

想定年収は、残業を月約30時間想定して980万円となります。

こんな感じで条件を教えていただきました。

電話だったので不確かなのと記憶が曖昧ですが、こんな感じでした。

面接官：もし内定を承諾可否は本日から1週間以内にエージェント経由で連絡をください。

他、何かご質問はありますか？

質問は、福利厚生や実際の就業場所等について教えてもらい電話は終了です。

エージェントに確認したところ、内定通知書は採用予定日の直前まで発行しないようです。

え？そうのな？それおかしくね？

銀行って不思議な組織だなーなんて思いました。

で、結局内定を承諾するかどうかですが、

内定を辞退しました

(´；ω；`)ｳｩｩ

辞退理由

1英語力

2転籍制度

3転職者のプロモーション機会が少ない

1.英語力

業務内容的にガッツリ英語が必要みたいだけど、苦手なんですよね・・・

業務上仕方なく英語を使うのは構わないですが、自ら英語の世界に飛び込みたくはない、、、、

2.転籍制度

どうも、銀行員は50歳過ぎたあたりから一部の例外を除き関連会社・その他取引先に転籍する必要があるみたいです。

これは、生え抜き社員に関わらず中途採用者にも適用されるとのことです。

定年まで同じ組織で働きたいです・・・

3.転職者のプロモーション機会が少ない

一番引っかかったのこがここですね。別に年収1000万を定年まで続けること自体に異議はないのですが、それを管理職クラスの人に正面から言われてしまったのは辛いです。

三井住友銀行の組織文化がはっきり伝わってしまいました。

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