[体験談]富士フイルム中途面接レポート

Big4でシニアコンサルとして働く中で常に売上目標、稼働率、アウトプットの品質を気にし、長時間労働で疲弊していました。

何が何でも転職したといと常々思っておりました。

欲を言えば、今の年収以上かつ安定していて楽な仕事です。

こんな都合の良い企業はなかなかないのは承知しておりますし、

あったとしても、私みたいにやる気のない人間を雇ってくれるとは到底思えません。

ですが、どうしてもそういった企業に転職したくて、いつか受かる日まで頑張り続けようと思っています。

そんな中、コンサル転職後に一般事業会社で最初に受けたのが富士フイルムです。

今回は、Big4シニアコンサルからの富士フイルムへの転職面接記録です。 

応募は転職サイト日経転職版を利用したエージェント経由です。

募集ポジションは富士フイルムの財務系企画部署です。

私は、業務改善系コンサルとして働いており財務系は無縁です。

一応簿記1級を持っていますが業務での利用はなしです。

ただ、応募するのは自由なので、、

富士フイルムというお名前に惹かれて気づいたら応募してました。

応募ボタンを押して数日後、エージェントから連絡がありました。

直接応募かと思っていたのですが、エージェント案件だったのですね、、

求人サイトあるあるですね。

＜エージェントとのやり取り＞

エージェントから履歴書・職務経歴書の提出、電話で状況を伺いたい旨の連絡をいただきました。

エージェントとの電話では次のことを話しました。

富士フイルム以外にも良い求人があれば紹介したいとのことでした。

いや、富士フイルムだけでいいんだけどと思いつつ、仕方ないのでエージェントのお話も聞きました。

私は、是が非でも転職したいわけではなく、良いところがあれば転職したいだけなので、エージェントが持ってくる案件に興味がないのです。

エージェントから聞かれた内容

・今回の転職の背景/理由

・希望業界/職種

・キャリアプラン（5年10年先の業種・職種・ポジションなど）

・富士フイルムに対する志望度

・英語（メール、テレカンなど使用状況）

・現年収/希望年収

・入社時期（内定後2ｹ月とか）

・その他のご質問･ご希望など

電話では、主に、どんな業界を目指しているのかなど転職活動状況について聞かれました。

なんだかなーーー

キャリアエージェントに申し込んだつもりは毛頭なく、富士フイルムへの応募ボタンを押しただけだったのに、、

なんで、いちいち富士フイルムに関係ないことばから話されるのか、、、、 

一応に富士フイルムへの応募許可をいただけました。 

前に、ボスコンの求人につられてキャリアエージェントと話したときは、応募を却下されたこともあったので、応募許可貰えてよかったです。

ただ、受かる見込みがないからなのか、結構しぶしぶでした、、、、

なんでやねん！こっちは、富士フイルムに応募しただけなのに！応募させたくないなら連絡してくるなっての！！！！！

キャリアエージェントに職務経歴書等も添削いただき、さらに、エージェントから「人当たりの良い人です」という謎のコメントを添えられて応募してもらいました。

早速、2日後にエージェントから連絡があり書類審査通過のお知らせがきました。

やったー。 

まさか書類審査を通過するとは！！！

100％落ちると思っていたのでびっくりです。

エージェント経由で日程調整後面接を受けに行きました。

場所は六本木！ミッドタウン！

こんなお洒落な立地にあったんですね。知らなかった。

受付を済ませ、3階当たりの打ち合わせスペースで待機。

会議室に案内されたあと、交通費請求の紙を渡されました。

なんと、面接の交通費を負担してくれるんですね。

すごい！さすが大企業！

でも、紙で処理とか事務手続きめんどくさそう（笑）

こんな雑務をする余裕があるなんて、随分お金に余裕を持った組織ってことがわかります。

しばらく、待ったあと、面接官お二人がいらっしゃいました。

採用予定の財務企画系の事業部長と人事の二人。

人事担当者は30代後半から40台前半程度。

面接は、事業部長から採用予定部署の業務内容の説明を受けながら、私がどんなことができるのかなどを一通り聞かれました。

業務内容を聞いていると、M&Aを拡大するための人員確保で、財務系のコンサルが欲しいと、、、、、

どうもスキルのミスマッチが、、、、、、

面接序盤からミスマッチだと理解し、意気消沈しながらの面接でした。

相手も面接序盤に不採用を決めていたのだろうと思います。

私の職務経歴書には財務の文字は一つも入ってないのに、よくもまぁ書類審査通過したなと思いました。

何を期待して書類審査通過させたのか？？

まさか、資格欄にある簿記１級に釣られたのか？？

簿記1級恐るべし・・・

その後、人事担当者からは業務と関連のない一般的な人事面接的な質問をされました。

今後のスケジュールとしては、一次面接が通過した場合、二次面接が最終面接とのことでした。

そんなこんなで面接終了。

＜一次面接結果＞

はい、落ちました。結果は予想通りスキルのミスマッチでした。

非常に残念です。

スキルのミスマッチはさておき、非常に高給料、高福利厚生、業務内容も久しぶりにモチベーションがあがるような内容だったので残念です。

募集の給料ですが諸手当含めると1,000万超えでした。

私は一応書類選考通っているので、少なくとも30歳前後の人材にも1,000万円を出す余裕があったようです。 

メーカーは給料安いっていっていたのに、富士フイルムは高給です。

行きたかった！！！！！！

給料はさておき、今の私に役職が付くようなことはまずなさそうでした。

1000万を平社員に出す余裕がある富士フイルム、、恐るべし。

今回の面接を受けて思ったのは、尖ったスキルが必要だなと。

コンサルというスキルは汎用性があるけど、なかなかそれだけで転職するのは難しい。

汎用性を求めるならBig4ではなくマッキンゼーやBCG等戦略コンサルを採用しますからね。

即戦力として働くには、もっとわかりやすいスキルが必要だと感じました。

マネジメントができれば別なんだろうけど。

コンサル＋αが必要だと実感しました。

尖ったスキルねーーーー。

今更感ありますよね。

いったい僕になにができるのか。

キャリアの不安は増すばかり、、、

一般事業会社への転職編はまだしばらく続くのでよろしくお願いします。

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