[体験談]アクセンチュア/アナリスト中途面接レポート

国家公務員から第二新卒枠でアクセンチュアの内定を取られた方の体験談です。

体験談ご提供様の転職活動結果概要

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--面接体験談--

アクセンチュアの面接結果概要

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Webテスト

玉手箱(なお、デロイトはTG‐WEBでした) 

・対策:ネットの対策ブログをいくつか見たのとYouTubeで解説動画を漁ってました 

一次面接(ケース面接編)

・面接概要

-面接方法:Web

-面接官:マネージャー1名

丸顔で坊主の方でした、30中盤くらいで話の中でも頷いてくれたりなどしていたので話しやすかったです。 

-面接の流れ:ケース面接{(課題付与及び回答作成)15分}→ケースの回答発表(10分)→一般質問(20分)→逆質問(10分) 


実施形式

最初に人事にWEBにてお題が示されます。ちなみに候補者が他に3名いました

 ケース面接のお題が与えられ、人事のWEB監視のもとWEBの回答フォームに回答を記入して提出するような方式でした。 

※なお提出後は自分の回答が見れません!

(この後面接官に説明する必要があるのでメモ必須) 

→これを知らなくてその後の面接の課題発表では記憶を頼りに回答していました 


・お題

日本企業が世界の資本市場で低く評価されている理由は何か(15分) 


・回答

前提:日本企業は日本に本社を置く企業とする 

資本市場で低く評価されている=株価が低迷している と考える 


仮説1:利益率が低い 

日本企業はローリスク・ローリターンで安定した経営を好む傾向にあり平均利益率は世界的に見ると低いため、株主に対するリターンが低いと考える。

また、証券会社および投資家が中心となって行われる企業評価では、企業の利益率が非常に重要視されるため、この低い利益率が株価低迷の要因になっている可能性がある。 


仮説2:業績の透明性が低い 

日本企業は企業の業績に関する情報開示が欧米企業と比べて低く、投資家が適切な投資判断を行う上で必要な情報が不十分であることが指摘されることが多いと感じる。

特に金融危機前後に発生した企業スキャンダルにより、信頼性に欠ける情報開示が問題視され、株価低迷の要因になっている可能性がある。 


仮説3:グローバル競争力が低い 

日本企業は従来の業種・産業においては世界的なシェアを占めているものの、進化し続けるグローバル市場においては、競争力不足が指摘されている。

特に、欧米企業に比べて研究開発の投資が少ないことが原因の1つとされ、技術の革新が進む市場での競争力不足が株価低迷の原因になっている可能性がある。 


以上のように日本企業が世界の資本市場で低く評価されている理由としては、利益率や業績の透明性、グローバル競争力などが考えられます。


・回答に対するFB

 終了後は、「なるほど、前提の設定から話の道筋も通っていて納得感がありました」と評価していただきました。 

面接が20時開始だったのもあるのか少し疲れているようで、あまり深堀されることもありませんでした。 

一次面接(一般質問編)

・面接概要

-面接方法:Web

-面接官:マネージャー1名

丸顔で坊主の方でした、30中盤くらいで話の中でも頷いてくれたりなどしていたので話しやすかったです。 

-面接の流れ:ケース面接{(課題付与及び回答作成)15分}→ケースの回答発表(10分)→一般質問(20分)→逆質問(10分) 


・一般QA

Q:転職理由(その中でもなぜコンサル?) 

A:転職理由は2つあります 

①誰に対してどれだけの価値を与えているのかということがわかる仕事をしたいと考えたから 。

今の仕事は公務員であるがゆえにコンサルティング会社におけるクライアントとのような明確なカウンターパートが存在していません。 

もちろん国民のための仕事であると広くとらえることはできますが、実際に国民のために働くのは地震などの大きな災害といった数少ないタイミングです。

これはとても大事な仕事であることには違いないのですが、直接クライアントと関わり、緊張感のある中で誰のために仕事をしているのか分かるような仕事をしたいと考えました。

また、自分の仕事の貢献がクライアントの利益の向上やインセンティブといった目に見える成果として分かることでモチベーションを感じられるような環境で仕事をしたいと考えました。

 →クライアントのための仕事なら営業でもいいのでは? 

確かに営業もクライアントのニーズに応えるような商品を提供するという意味ではクライアントのために仕事をしているといえると思います。 

しかし、私は自分自身を商品として評価してもらえるような業界で働きたいと考えています。 

先ほども述べたように、営業であれば商品を紹介して買っていただくことでクライアントのニーズを満たすことができるかもしれませんが 商品ありきの営業と、自分自身の能力がクライアントに対する価値に直結するコンサルタントでは本質的に私が仕事に求めているものとは異なると考えています。

 ②スピード感のある業界で自己の成長を図りたい 

私は成長のために必要なことは得た知識や経験を使い課題を解決していくいことであると考えています。 

現職でいう課題というのは地震などの災害の現場などの場であり、そういった少ない場を経験して成長していくには長い時間がかかります。 

一方でコンサルティング業界ではプロジェクト毎に課題が存在しており、課題解決そのものが仕事であるという風に認識しています。

 また、アサインされるPJは次々と変わっていき、常に新たな課題を解決していく必要があるという風にも認識しています。

このように仕事そのものが課題の解決であり、スピード感をもって成長を図ることができるコンサルティング業界が魅力的であると考えました。 

→なぜ自己の成長を図りたいのか? 

自己の成長が自分のためにも相手のためにもなると考えているからです。

自分の実力を上げれば仕事の裁量も大きくなって影響力のある仕事ができると考えます。(その分責任も大きくなるとは思うが) 

また、自分の活躍できる場が増えて成果を収めれば、その分評価もしてもらえますし 多くのクライアントの方のために仕事ができると考えます。 

※全般頷いたりなどしてくれていたので話しやすい雰囲気ではありました。 

また、このやり取りを通じて転職理由については結構深堀された印象です。 


Q:IT関連でなにか自分で勉強していることはあるか 

A:基本情報技術者の勉強をしています。 

→苦手なところはどこか テクノロジ系、特にコンピューターシステムのところは苦手です。 


Q:健康に異常はないか 

A:異常ありません、健康体です。 


Q:英語に抵抗はないか 

A:業務でも何回か使うことがあったので抵抗はありません。(TOEICは750ですが…) 

→海外出張とかあるけど大丈夫? 

全然大丈夫です! 

→パスポートもってる? 

持ってます。


・逆質問

Q:第二新卒で活躍されている方に共通する事項

A素直さが一番大事。

前職のしきたりなどいったん忘れて素直に文化に染まれる人が一番成長する。


Q: 戦略部門やSE部門の人と関わることはあるのか

A:一緒にチームを組んで仕事をすることはよくある。

とくにSE職の人は同じような仕事をしたりするのでよく一緒に仕事をする。 


・面接を終えての所管

面接後に一緒に働けることを楽しみにしています。とおっしゃっていただいたので「お、これは通ったかな」と思っていました。 

二次面接

・面接概要

-面接方法:Web

-面接官:マネージングディレクター 1名

オールバックの眼鏡の方、目つきがめちゃくちゃ鋭く、ザ・コンサルという感じの方でした

-面接の流れ:自己紹介(5分)→一般質問(5分)→雑談(15分)→逆質問(5分) 


・一般QA

見た目が厳つい人でしたが、全般雑談ベースで緊張感はあまりなかったです。

自己紹介は一次面接同様、基本的な情報を2,3分で伝えるような形でした。

その中で、以下のような質問がありました。


Q:大学では何をやっていたの?

A:武道系の部活で主将をやっていました。


Q:苦労したことはなにかある?

A:後輩のマネジメントです


といったように雑談ベースで10分くらい話しました。

他には、

Q:コンサルのイメージってどんな?

A:どの職位になっても求められるレベルは常に上がり続けるため、ハードな仕事であると認識しています。

→昔は滅茶苦茶だったけど、今は働き方改革でめちゃくちゃホワイトになってるから大丈夫だよ、と笑って言われました


そのあとは趣味の話や車の話で盛り上がったりして「これ、ほんとに面接関係あるのか??」とも思っていましたが、そういうところでコミュニケーション能力とか見られてたのかなあなんて今は思っています。


・逆質問

Q:複数PJにアサインされることはあるのか

A:ジュニアのうちはほとんどない。マネージャーとかになっていったら人によってはある 


Q:事前に勉強しておいた方がいいことはあるか

A:コンサル関係の本をいろいろと呼んでおくといい、コンサルサバイバルブックとかおすすめ(著者と知り合いみたいでした) 


・面接を終えての所感

今まで最終面接で落ちることが多かったのでめちゃくちゃ準備して臨んだのにも関わらず、雑談ベースの面接だったので拍子抜けしてしまった。

やはり面接官との相性(というか面接官ガチャ)といった運要素は多分にあると思いました。

転職活動を通しての所感・アドバイス

どの面接でもいえることだが、面接官との相性が大きいという風に感じた。

また、面接中は会話の流れの中でちょくちょく笑うように心がけると、雰囲気も良くなり全般の通過率がグッと上がった印象を受けた。 


リラックスして面接に臨むことが一番の対策になるかと思います。私は面接中にすでに他社の選考もいくつか最終選考まで行っていたので、「よし、楽しむか!」というくらいの気持ちで面接を受けていましたが、その時の方が受け答えもスムーズかつロジカルにできていたと思います。 


・月並みなアドバイスにはなりますが、転職エージェントを利用するのがいいと思います。

「自分には何の専門性もなく生かせるような経験もないのでコンサルなんて無理だ」と思っている人であっても、しっかりと過去を振り返ってキャリアの棚卸をすれば企業から内定をいただけると思います。

このキャリアの棚卸を転職エージェントと念入りに行ったことが内定につながったのかなと思っています。

特に私は20代半ばで第二新卒枠という形でどちらからも内定をいただいたので、社会人4年目以内の第二新卒の方は経歴に自信がなくともぜひチャレンジしてみることをお勧めします。

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